ザ・クイズショウ1
ザ・クイズショウについては、色々書きたいことがあるんだけど、とりあえず、今回は、ラストのある台詞について。
「生きている限り、夢にあがくことが出来る」
この台詞ね。
現代の若者は、夢について語らなくなってきていたり、もしかしたら、夢について考えなくなってきているように思えるんだよね。
一つ目の原因としては、自己責任論の普及に伴い、発言一つ一つに大きな責任が課せられていること。
亀田バッシングとかその典型だよね。
言ったことには、責任を取らなきゃいけないから、うかつな夢は語れなくて、ある程度の覚悟が必要ってことだよね。
失敗は許されないって感じ。
二つ目の原因としては、未来にリアリティを感じない若い子って多いんじゃないかなってこと。
今にしかリアリティを感じられなくて、未来のことなんて考えられないって感じ。
未来が不透明な時代だからこそって感じ。
まぁ、だからこそ、土曜九時の多くの若者が見る時間帯のドラマで、夢を持つことの重要性みたいなのを訴えるのは、ある意味、いいことなんじゃないかなとは思った。
ただ、夢ってのは、叶わないことが多々あるわけで、その叶わなかった時の補償をしてあげないととは思うけど。
だから、むやみに、夢を語りかけるのはとても危険だと思う。
それも、再チャレンジできない社会ってのに大きな問題がある気がするけど。